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Ovation 1763 のBUZZを解消

Ovation 1763。クラッシックギタースタイルでもやっぱり音はOvation。
Pat Metheny も使用しているモデルタイプで、シリアル番号から見ると1990年製。
年代識別にはオベーションファンクラブサイトを参照

Ovation 1763


久しぶりに使用するためにメンテナンスをしていたら、どうも調子が良くない。

まずは、電池交換。BATTERYボタンを押したらLEDの光が弱かった。
プリアンプコントロール部の横にあるマイナスネジをコインで90度回せば、この下にあるバッテリーブロックが外れる。ウレタン系クッションで取り付けてある。ホールから手を入れてブロックごと取り出し、金属のフタをスライドさせれば電池にアクセスできる。

Ovation 1763 OP24

次は、ブリッジ付近からビビリ(バズ)。
音量が大きくなるような音をだすと、例えば1〜4弦を同時にコード音で演奏するときに、妙な振動音がする。弦を交換した後なので、なにかバランスが崩れたか? とボディーをタップしたり、音量を引き分けながら耳を頼りに場所を特定できた。なんのことはない、ブリッジエンドに触れていた余りの弦が共振していた。スッキリと切り落とすことで解決。

Ovation 1763 bridge

しかし、まだ消えない。もっと不快なはっきりとしたビビリ音。
オーディオスピーカーエンクロージャ内部に詰める吸音材を使って、ホール内部を部分的にミュートしながら部位を特定しようと調査開始。

わかってしまえば結論は簡単で、電池交換の際に内部配線の位置が微妙に変わってしまい、バック側のボディー内部にシールド線が触れて共振していた。ボディーを振るように動かすと配線がズレるので、これでは楽器を移送するだけで状態が変わってしまう。時間があるときに内部配線の素材や配置を見なおしてみようと思っている。

あるいは、いっそのことマイクを変えてしまおうか?
Pat Metheny / Unity Sessions[DVD] で演奏していた1763にセットしてあった AMT S3G が魅力的。Ovation 独特の音色がそのままで、ツヤがでる。それにバッテリーも内蔵しなくても良い。ただ、高価だからハードルは高い。今、セール中で USD599.00 だから直接購入できれば、がんばって手に入れることもアリかな。

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