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人材開発と人材育成を考える

企業や組織が人を育てるなんて信じられない、と感じている技術者は少なくないかもしれません。目の前の仕事をやっつけるために、スキルに見合った人を集めたり、貼り付けたり。「君の将来を考えてこそ。だからイヤがらずにがんばってくれたまえ。」なんて言われてもねぇ。その人の将来なんて考えてるとは思えない。「あんたのやり方とか今ままで生き様を見ていると、とても信用できないぜ!」とはき捨てたくなる。かくいう私も同じでした。
ただ、プロジェクトに割当てられてしまったからには、責任を持ってやり遂げることがプロフェッショナル。だから、最高に自分が楽しめる、あるいは部下が活き活きと仕事をして、成長を図れるような仕事の割当を悩みながら考えるのです。
同じ仕事をするにも考え方や見方によって大きく変わってきます。つまらないと思ってやれば、スキルアップには結びつかない。同じ仕事でもやり方は千差万別。どんどん工夫する。
人材育成を固く考えることはありません。まずはできるところから。そして、将来的なことを見据えた人材育成は、粘り強くあきらめずに。
部下と一緒に考えていくことができるかどうか。これが最も大切なこと。経営者のせい、事業部長の責任だ! と言い放つことは誰でもできること。このような状況でどれだけのことができるか? 粘ることが管理者の役割であり、生きがいだと私は思います。
OJTの「今」を知るサイト[ヒューマンキャピタルonline]

今回は、「OJT」を取り上げます。OJT(On the Job Training)は皆さんもご存知の通り、そして文字通り「仕事を通じた職場での教育訓練」です。対比する言葉としては、「Off-JT」(OFF the Job Training:集合研修など職場を離れての教育訓練)、「自己啓発」(社員が会社で自発的に行う学習)があり、通常、これら3つの言葉で企業や組織の人材育成を分類し説明していくことが多いはずです。そして、多くの会社では社内の教育の中心として据えられています。

国家公務員に最大3年、自己啓発休業・政府が導入方針[日経新聞]

政府は国家公務員が就学や海外協力活動への参加を希望した場合に、最大3年間の長期休暇を取得可能とする新制度を導入する方針を固めた。職員の自己啓発を後押しするほか、公務員志望の学生の減少や優秀な職員の民間流出に歯止めをかけるのが狙い。来年の通常国会に「自己啓発休業法案」(仮称)を提出し、早ければ2007年度中の導入を目指す。

最強の組織の作り方:エントリー・マネジメント[ヒューマンキャピタルonline]

組織が人の集まりである以上、優秀な人材こそ組織の未来を支える宝であり、成長の根源であると言っても過言ではありません。そうであるならば、企業を取り巻く環境の中で最も重視されるべきは「現在の従業員」および「未来の従業員」でしょう。

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