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IT資格とキャリアデザイン

キャリアをデザインするときに資格は良い指標となります。また、合格に向けて学習するうちに、思い込みを排し、体系的に知識習得できるいう面では、良いツールといえるでしょう。
ただ、資格そのものをキャリアデザインの対象として捉え、合格を目的とするとちぐはぐなことになります。
ITのような高度な技術に従事する技術者は、技術力が大きな力として受け入れられます。潜在的にこのようなことができる、という客観的な評価は、激動の時代にあり、さまざまな課題をすぐに解決していかなければならない状況ではなくてはならないスキルです。
だから、資格を取得することは大切になり、またそのために自己啓発を続けるという姿勢そのものが、今後のビジネスを進める上でも貴重な心構えになるのです。
選択試験ではありますが、ここではいろいろなことが問われます。重箱の隅をつつくような問題と思う人もいるかもしれません。ただ、ここで大事なのは、根本にある理論的なものや設計思想、システム開発技術、情報処理科学などベースが身についていないと解けないような問題がほとんどです。
技術を”小手先のもの”としてとらえているようでしたら、とんでもない間違いです。つまり、資格取得の学習を通じて、理論や理念を学ぶのです。これが技術習得というものです。
社外のコミュニティに参加しませんか[日経SYSTEMS]

社内に手本となる先輩・上司がおらず,自分の将来像を描けない。仕事がマンネリ化して充実感が乏しい──。懇意にしているITエンジニアから,こんな話を聞くことがある。たとえ優秀なITエンジニアであっても,一定のスキルが身に付き一人前として周囲に認められると,現状に甘んじて次なる目標を見失うことになりがちなのだろう。厳しい言い方をすれば,中だるみを招いてしまうというわけだ。

高額の報償金が出るIT資格[日経ソリューションビジネス]

ソリューションプロバイダが資格取得時に支給する一時金は、ベンダー系を厚遇する傾向から公的/非ベンダー系を厚遇する傾向に様変わりした。今回の「IT 関連資格の有効性に関するアンケート調査」では、全体の平均支給額は、公的/非ベンダー系が13万400円で、ベンダー系が5万6900円だった。公的/ 非ベンダー系の方が高額なのは昨年と同じだが、この格差が今年は一段と広がったのだ。

社員に取らせたいIT資格[日経ソリューションビジネス]

公的IT資格の受験者数が減少する中、逆にソリューションプロバイダの公的IT資格への評価は大きく高まった。主要企業75社の人材開発担当者の大半が、取らせたいIT資格として公的IT資格を挙げた。ベンダー系のIT資格も、営業効果に対する評価は高い。その半面、資格取得時の一時金は公的資格より減額する企業が増えるなど、ベンダー系資格の拡大に警戒感も出てきた。案件が増加局面を迎えたことを反映して、IT資格にメリハリを付けようとする実態が浮き彫りになった。

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