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アクティブシニア

KameJet

頭が切り替わっていないように感じます。高齢者といっても、実態とイメージはあっているでしょか? 60代というと、高度成長期で年功序列・終身雇用社会が主流だった頃はとても年老いて、”老人”というイメージが強くありました。はたして、今はどうでしょうか?
食糧事情も良く、生活苦や危険など生きていくためのストレスは格段に低下した現在、60代はお年寄りではないようにも感じます。

あらためてシニアについて考えてみる良い機会です。そもそも小さい頃からシニアと接する機会が少ない人々が大人になりつつあり、正しい認識が崩れているように思っています。対象を正しく見ようとしない、悪しき平等をうたう社会では、とても危険な傾向が見え隠れしています。
つまり、実態を見ずに単なる印象だけでとどめている限り、確実な計画などたてられるはずもなく、発展的な未来は開けてこないようです。

シニアといえども現役でいたい。その気持ちが大きく膨らんでいるはずです。ただ、会社によりかかって生きていた人も少なくはありません。今からでも自分のキャリアを見直すことも大切なアクションかもしれません。

シニアの就業意識調査2006~高年齢者の職業価値観や職業能力[リクルートワークス研究所]

高年齢者は日本の労働力の1割以上を占める。
しかし、高齢者の就業率は減少傾向にある。なぜ高齢者の就業率が減少するのだろうか?
そもそも高年齢期の就労意欲は何にもとづくものであるのだろうか?
仕事にどのような価値や働き方を求めるものなのだろうか?
就業率という量だけではみえてこない「高年齢期と仕事」というテーマの質的な側面を理解するために、今回、高年齢者の生活志向、現在・5年後・10年後の就労意欲、高年齢者が希望する働き方のパターン、高年齢者の職業価値観や職業能力の調査を行いました。

シニアビジネスマーケットの変化[価値総合研究所]
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団塊世代の退職・高齢化は、医療・副詞はもちろん、雇用や居住、ビジネス環境など、経済や社会情勢に大きな変革をもとらすことが予想されている。今回の特集は、団塊世代を含めたアクティブシニアのニーズや志向などについて、住まい、生涯学習、介護、健康にスポットを当てているが、ここでは、あらためて、アクティブシニアの世代模様について、部分的ではあるが、その概観の整理を行った。

アクティブシニアの高齢者住宅の探し方[価値総合研究所]
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平成16年の高齢化率が19.5%と、「超高齢社会」へ移行が進む中、自分自身が高齢になった場合の住まいの問題は大きな関心事と考えられる。特に、高齢期には、加齢により心身機能が衰えるため、解除や介護が必要となるケースが多く、また、医療との関わりも考えておく必要がある。

「独立したい」50代編 続ワーキングパーソン調査の森[リクルートワークス研究所]

65歳までの雇用確保措置を企業に義務付ける動きが進む一方、50代も含め中高年の働く人たちには、定年を待たずして起業、転職など”第2の人生”を目指すケースも目立ち始めている。働き手としてのシニアに注目が集まる中、会社を起こしたい、自営業に挑戦したいといった独立を目指す50代はどんな人たちで、どんな意向を持っているのか。それを明らかにすることは大きな意味があるだろう。

団塊世代の退職による消費経済波及効果[電通]
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団塊世代の退職による消費押し上げ規模は、退職前の準備期間で約1兆1,775億円、退職後では約6兆5,987億円、合計で約7兆7,762億円に達すると推計された。なかでも住宅・不動産関連に対する消費押し上げは約4兆924億円に達し、全体の53%を占める。また、退職をきっかけとする国内・海外旅行は約1兆1,160億円、金融商品の購入は約6,755億円、車やバイクなどを含む高額商品の購入は約4,040億円に達すると推計した。

60歳代前半家計の収入・支出構造[大和総研]

●間もなく、60 歳代前半が世帯主となる世帯が急増するため、それがどのような家計である
のかについて関心がますます高まっている。
●60 歳代前半世帯の属性、収入、支出、フローとストックの関係などを、勤労者世帯や無職
世帯などの別に考察した。無職世帯の可処分所得は勤労者世帯の半分以下だが、消費支出は
あまり差がない。
●60 歳代前半の無職世帯の消費性向は非常に高く貯蓄率は大幅なマイナスであるが、さらに
高齢の層になると、消費性向はより高いのではなく低い。高齢者の中では、高齢な層ほど貯
蓄率のマイナス幅が大きいのではなく小さい。

こんなに大きい官民格差、忘れられた年金改革から見えるもの

もとより気の長い話だから熱が冷めれば忘れられやすくはなるが、それにしても関心の外に行きすぎていないか「年金改革」。
今、方針策定の大詰めを迎えているのは、サラリーマンの厚生年金と公務員などの共済年金の一元化という地味なテーマ。だから余計に注目されないのだろうが、我々が目をそらしている隙に改革の“程度”は、下がり始めているように見える。

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