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大学入試センターの失態

そら先週末に大学入試センター試験がありました。
古い世代には、共通一次試験と言ったほうがしっくりくると思います。私も共通一次世代です。
英語のヒアリングテストで装置不具合によるトラブルが発生しています。数値だけをみると発生確率は低いようにも思えるのですが、果たしてそうでしょうか? 
受験生にとって人生を左右するほどの意味を持つ試験です。トラブル発生確率は限りなくゼロに近くなければいけないはずです。また、十分なリスク回避策を用意しておかなくてはならない重大なリスクです。
今回のケースは、前者(発生確率)では十分であったとは思いますが、後者がまったくもってお粗末。プロの仕事とは思えません。大学入試センターの責任は重大です。
記者会見でも、機材の不具合への自身のこだわりばかりをフォーカスしている。
起こったらどうするか、今後どのようにフォローしていくかをきちんと述べていない。「再試験をすればいい」とは戯言です。事前準備の段階からリスクマネージメントをしていなかったのでしょう。
このように、試験関係者には受験生の人生が見えていないのです。
 ・受験生に大きな負担と不安を強いるやり方(装置の操作)を選択したのはなぜ?
 ・世界的に認知されていて、実績のあるTOEIC形式にしなかったのはなぜ?
 ・TOEICとリンクすれば世界的に通用するレベル判定ができるのでは?
この点もクローズアップすべきではないでしょうか。
私は、そもそも、大学入試センター試験そのものにずっと疑問を感じています。


独立行政法人 大学入試センターによれば

大学入試センター試験は、大学(短期大学を含む。以下同じ。)に入学を志願する者の高等学校段階における基礎的な学習の達成の程度を判定することを主たる目的とするものであり、国公私立の大学が、それぞれの判断と創意工夫に基づき適切に利用することにより、大学教育を受けるにふさわしい能力・適性等を多面的に判定することに資するために実施するものです。

長い間続けられた試験ですが、結果・成果のリサーチをしていないようです。
 ・本当は受験者や大学のために設立された試験制度ではないのです。
 ・試験を実施する側の姿勢のみが反映された試験と考えるべきです。
リスニング試験のトラブルに関わる一連の対応がきっかけになって、もう一度受験を考えてみる時期にきたのではないでしょうか。

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