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島耕作に知る「いい人」をやめる男の成功哲学 1

数回にわたって、紹介したい書籍があります。
『島耕作に知る「いい人」をやめる男の成功哲学 』
(講談社プラスアルファ文庫) (文庫) 弘兼 憲史 (著)
これは1999年4月に書籍として販売され、2005年に文庫化されたもの。あらゆる年齢層で参考になることが多く、もちろん男性に限らずヒントが得られると思っています。
ただし、一匹狼的な「男」を想定しており、ダイナミックなプロジェクトチームの良さにはまったくふれられていないのが、極めて残念。仕事の醍醐味を見失ってしまう。ここでは、チームワークの基盤となる”自分軸を持つ”ことにフォーカスしていくことにします。

さて、「いい人」とは何か? 著者はこう言っています。
■誰にも嫌われない存在
■自分を小さくまとめて状況に埋もれさせている
■曖昧なままの自分をそのまま世の中に置いている
■平穏に生き、世の中が押し付ける「価値」に従順な存在
なんとも、自分の軸がない。しかし、こうしてしまう気持ちはわからないでもない。
というのも、答えは一つで、多様な人の存在を許さない無言の社会的圧力の中で育ち、KYだとか言われて無個性で生きることを強いられている環境で生きてきた。そこに逃げ込んで、自分の考えを曖昧にすることで保身することになる。
つまらないなぁ、と思う。チャレンジすらできない。失敗しづらい環境ではあるものの、自分でリスクを回避し続けていることも一因である。
どうやったら、自分らしく、面白い生き方ができるのか? を考えるヒントが本書にあるようだ。

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