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OSを自作しよう!

プラミッド


パソコンがマイコンと呼ばれていた頃、Z80や6502というCPUを使ってボードコンピュータを作成するマニアがいました。高校の文化祭で成果を発表するグループもいました。アセンブラのニーモニックでゲームプログラムを組み上げ、バイナリで打ち込む作業をしていた友人を、すごいなぁと傍から眺めていました。

8086が出てきた頃には自分でも、MS-DOS環境でMASMを使ってプログラミングするようになりました。その当時の私の夢はOSを作ることでした。夢といっても”目標”に近い夢です。データベースをファイルシステムとして組み込んだOS作りに没頭していました。思うように動きませんでしたが、コマンドベースでデータベースのプロトタイプが稼働したときには小躍りしたものです。

趣味の域を超えてはいませんでしたが、この経験が「今の自分がここに存在することの大きなきっかけになった」ことには間違いありません。

懐かしいとも思えるおもしろそうな本を見つけました。
少しでも興味がわいた方は、ぜひ、手にとって見てください。
■OSを自作しよう!

プログラミングの基礎からはじめて、30日後にはウィンドウシステムを有する32bitマルチタスクOSをフルスクラッチで作り上げるという入門書。ビギナーでも無理なく作成できるようPCの仕組み・アセンブラ・Cの解説から始まり、試行錯誤を繰り返しながらアルゴリズムを学びつつ、たのしく自由な雰囲気でOSをゼロから構築していくという、他に類を見ない手法による、趣味と実用と学習を兼ね備えたOS作成の入門書です。

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