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能力のある人を駆逐する無駄な残業

旭山の魚サラリーマンは残業をすればするほど得をします。たとえ自分のやり方が悪くても、能力が低くても、残業制が存在する限りたくさんのお金がもらえます。下手に効率よく仕事をしようものなら、たちまちに収入が減るし、周りからバッシングを受けることも避けられません。あるいは、用事があって早く帰りたいことがありますが、残業をしないことに不満を抱く上司ににらまれて嫌な思いをする方も少なくないのではないでしょうか。おかしな構造です。
IT業界も同様の状況にあるように思います。開発が面倒で複雑なシステム、保守管理に手間がかかるシステムを構築すれば、メーカやSIerが儲かる仕組みになっています。必要以上にセキュリティ武装されたシステムなんて良い例です。開発サイドも担当者が変わればメンテナンスをできなくなる可能性すら潜んでいます。
より良い仕組みを作り上げて消費者に還元するには、経営目標に則したシステム開発を進める力(内部統制)が必要です。また、適切なベンダーコントロール(評価)を行う必要もあります。これらはユーザ部門の責任であり使命でもあります。言い換えれば、業界全体の将来を背負っているとも言えるのではないでしょうか
ソフト開発手法の確立を組み込み技術者に期待する[日経エレクトロニクス]

組み込み業界では,質の悪いソフトウエアを作れば売り上げも利益も下がります。シンプルな良質のソフトウエアの作成は,その企業の売り上げも利益も増やす方向に働きます。このため企業も技術者も,質の高いソフトウエアと機器を作るという共通の目標に向かって必死になるのです。
 組み込み機器メーカーと技術者はソフトウエア開発規模の急激な拡大と複雑化・高度化に追いつけず,現在ソフトウエアの欠陥が増えてしまっており,技術者の残業時間も延びています。これに対し組み込み業界は問題を懸命に解決していくだろうと,その組み込み技術者は語っていました。

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