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企業文化とテクノロジー

 

Zoom会議が増えたことで、あたらめて企業文化について考える機会も増えた。

その昔、序列に厳しい職場で働いていたとき、『議事録では参加者を並べる順序に気を使え』との習わしがあった。この思考はメールになっても同じで、CC:すると並びが崩れるのでわざわざ修正する人もいた。ハンコは上の人ほどサイズが大きく、昇格するとイス肘掛けがつく。この記事を読むと1970年から時間が止まっているかのような錯覚に陥る。組織に染み付いてしまっているので、人が入れ替わってもかんたんには変わらない。伝統や伝説は罪深くもある。

 

昭和的なアナログ時代に良しとされていたビジネスマナーを、リモートワークの中で引きずっている話を耳にしますね。

例をあげると、以下のようなものがあります。

  • 自分がさみしいから、部下にテレワークをさせない
  • リモートワーク中の社員を細かく監視しないと気が済まない
  • Zoomを使った会議で「役職者を大きく表示できないのか」「上位者より先にログアウトするのは失礼」という声が出る
  • ハンコを傾けて押さないと、役職者が機嫌を損ねる
  • 自分がすっ飛ばされると「聞いてない」と拗ね、物事の進捗や意思決定の足を引っ張る
  • 過去の自慢話や武勇伝を語った挙句、部下をけなす

正直言って「おまえは幼稚園児か!」「中学や高校の部活か!」と思ってしまうような、働く大人にとってみれば、あまりに理不尽な上司や謎ルールの話が聞こえてきます。

 

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