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40代・50代でも挑戦するのは遅くない

キャリアとは「自分のことを、自分の力で、肯定的に理解して描きだすこと」だと私は思っています。その歳その歳で活かせる強みや持ち味は変わってきます。

だから、過去の栄光にしがみつく、とか、手元を水に無いものねだり、は実にもったいないと思います。

キャリアをめぐる記事を並べてみます。

「終身雇用限界論」が世間をにぎわし、「働かないおじさん」問題が注目を集めている。議論に火を付けたのは経団連会長の中西宏明氏。日立製作所での経験が背景にある。キャリアの形成を会社に委ねず、個人が主体的に切り開くことを迫る雇用の大転換。企業も個人も、どうしたらいいの?

 

40代や50代ともなると、「もう新たな挑戦をするほど若くない」と考えがちだ。ただ、人生100年時代を前提とすれば、まだ折り返し地点にすぎない。これまでの経験を生かし、さらなる挑戦を。2人のレジェンドのメッセージだ。

 

この記事で、スキージャンプ 五輪銀メダリスト 土屋ホームスキー部 選手兼監督 葛西 紀明氏(47)はこうおっしゃっています。

体に老いは感じていません。今は調子を落としていますが、流れかな、くらいにしか思っていません。いずれ良くなる期待があるから、腐らないし、諦めない。冬季五輪では30年大会を札幌市が招致しています。僕は57歳。若い人に負ける気はありませんよ。(談)

また続けて、日本ラグビーフットボール協会 理事 チームボックス 代表取締役 中竹 竜二氏(46)はこのように述べています。

それまで会社は「一つのことに集中しろ」「目の前のことだけやっていろ」とずっと言ってきた。40代、50代にとってははしごを外されたようなもので、越境なんてすぐにできるはずがない。

<中略>

氷のようなもので、人材も一度溶かさないと別の枠には入らないんです。自分は、本当は何がしたいのか? どんなことでワクワクするのか? スキルの棚卸しも重要ですが、特にこういった「Will(=意思)」の棚卸しが難しい。高齢になればなるほど、氷が溶けるのをプライドが邪魔するから。

 

素直に自分と向き合い、自分の気持ち(欲望でも良い)を等身大で受け入れることが大事です。

 

 

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