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RFIDタグもウイルスに感染する可能性あり

イヌの人形イヤなニュースです。
RFIDタグはどんどん小型化をしていき、最終的には人が食べても無害なものも出てくることでしょう。目に見えないものが影響することほど怖いものはありません。文字通り”ウィルス感染”が原因で、日常生活に甚大な影響を及ぼすことになるかもしれません。
まだまだ先のことだと思っていても、気が付けば手の届くところまで来ているのが技術の進歩。ユビキタスという言葉は社会に受け入れられており、RFID技術は1980年代半ばには(理論的な研究ではなく)実物を使った研究がスタートしていました。もうすでに20年も前の技術です。
そろそろ現実の世界に受け入れる気持ちの準備をしなければなりません。
Winnyのようなソフトが開発されウィルスに汚染された場合、どのようなことになるでしょう。個人や特性を特定できるような情報が漏洩したり、想定できない混乱を招くことになるかもしれません。
当然のことながらICタグ業界から反論がありますが、まったくの的外れ。ウイルスを世に送り出してきた輩は、メモリサイズといった程度のことは難なくクリアしていますので。この技術と精神力を前向きなことに使ってくれれば。。。 実に惜しい。
セキュリティ対策について、IPAが多くのガイダンスを出しています。今回のWinny騒動を機に、レベルアップしているようですので、是非、目を通してみてください。
「RFIDタグもウイルスに感染する可能性あり」、オランダの研究者が警告[ITPro]

「あなたの犬や猫はコンピュータ・ウイルスに感染していませんか」。オランダのアムステルダム自由大学(Vrije Universiteit Amsterdam)の研究者が,無線ICタグ(RFID)もウイルスに感染する可能性があると警告する論文を発表した。発表は,イタリアのピサで開催中のユビキタス・コンピューティング関連のカンファレンス「IEEE PerCom 2006」にて現地時間3月15日に行なわれた。

RFID Viruses and Worms
 ※原文です
「ICタグによるウイルス感染はまずない」,ICタグ業界から反論

こうした警告に対して、ICタグの業界関係者からは直ちに反論の声が上がった。米マサチューセッツ工科大学が設立した旧オートIDセンターの共同設立者で、現在は、ICタグ・リーダー・メーカーの米シングマジックのマーケティング副社長であるケビン・アシュトン氏は、次のように言う。
「典型的なEPC準拠のICタグは、ICタグのユニークIDに加えて、96ビットのメモリーしか持っていない。ウイルスの危険が発生するのは、 ICタグがより大きなメモリーを持ち、読み書き可能で、変更可能なサイズで読み出しできるという場合に限られる。さらに、実行可能な悪意を持つコードを実行させるような、愚かなリーダーとシステムが存在することも条件となる」(アシュトン氏)。

「Winny 緊急相談窓口」設置について[IPA]

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンターは、最近のファイル交換ソフト(Winny)ネットワークを介して感染するウイルス(W32/Antinny)等による情報漏えい問題に対応して、中小企業等向けの予防・対処方法情報を提供する Winny 緊急相談窓口(Winny119番)を設けました。

■「情報セキュリティ対策ベンチマークシステム」バージョン2の公開について
http://www.ipa.go.jp/about/press/20060320.html

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンターは、2005年8月よりIPAのWebサイトにて公開している、自社のセキュリティ対策の取組状況のレベルを確認できるセルフチェックシステム「情報セキュリティ対策ベンチマークシステム」の機能を大幅に改善し、バージョン2として新たにサービスを開始いたしました。

情報セキュリティ対策ベンチマークシステム

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