リーダーの密かな喜び

リーダーは孤独です。
部下からは頼りにされ、周囲からは成功を望まれます。
往々にして一方的に頼られているし、成功することが当たり前と思われています。「Give and Takeって何だよ～？」って悪態もつきたくなります。
でも、仕方がありません。あなたは選ばれた人なのですから。
さて、リーダーに必要な素養とは何でしょうか。
■現場リーダーに求められる6つの「力」　［日経情報ストラテジー］

6人の現場リーダーの取材から導かれた「現場リーダーの条件」は，次の6つである。
(1)部下に光を当てる（照明力）
(2)現場の目線に立つ（投影力）
(3)社内の常識を否定（異質力）
(4)常に変わらぬ信念（一貫力）
(5)自分で聞いて回る（歩行力）
(6)演じる場を与える（舞台力）

どうでしょうか？

(5)自分で聞いて回る（歩行力）
(6)演じる場を与える（舞台力）
これが結構、難しいかもしれません。
聞いて回ると威圧感を与えてしまったり、かえって邪魔になる。
演じさせているつもりが”ウザイ、俺の役割じゃない”と言われる。
コミュニケーションは送り手・受けて双方の責任ではありますが、なかなかこれを理解してくれない人が多くなっています。
それでもリーダーはがんばらなくてはなりません。
みんなのために。
黙って背中を見せることも、大切なのでしょうね。
「あのとき言っていたことがやっとわかりました！」って元気な声で話しかけられたときほど幸せに感じることはありません。これが私のモチベーションの源泉です。